私も当時全く知らなかったワイナリーなのですが、忘れもしない'1999年の8月、ディック・グレイス氏の好意で運良くグレース・ファミリーに訪問がかなった際、当時敷地内の醸造所ではこの『Barbour』と『Vinyard29』を同じ場所で管理・醸造していたので、その存在を知り、樽からの試飲もさせていただいてその酒質の高さに感嘆したことが思い出されます。

　生産量のあまりの少なさから、蔵でも分けていただくことは不可能でした。手に入れようとするにはワイナリーのメーリングリストに名前を連ねるしか手はないのですが、それのウエイティングリストに数千人が名を連ねるという気の遠くなるような努力が必要となります。

　つまり現地で探しても見かかることすらないというのが実情の超カルトワインのひとつなのです。

　「バーバー・ヴィンヤーズ」は、“デヴィット・エヴリュー”とともにカリフォルニアにおけるヴィンヤード・マネージャーのトップと称されている “ジム・バーバー” 自らのワイナリーです。 ワイン・メーカーは、「ダラ・ヴァレ」「スクリーミング・イーグル」「グレース・ファミリー」等、数々のカルト・ワイン、ウルトラ・プレミアム・ワイン、パーフェクト（１００点）ワインを造り上げ、“ワインの女神” とも呼ばれている “ハイジ・ピーターソン・バレット”。 さらに、セント・ヘレナにあるバーバー自身のヴィンヤードからの葡萄を使用。 つまり、“バーバー”＆“ハイジ”のペア、“セント・ヘレナ”、まるで以前の「グレース・ファミリー」と同一なのです。 現地では当然の事ながら入手困難な「ウルトラ・カルト・ワイン」としてその名を轟かせています。正式には日本初登場！

セント・ヘレナの南にあるバーバー自身の３エーカーの畑からの葡萄を使用。 クローンは“Ｇｒａｃｅ Ｃｌｏｎｅ ７”。 フレンチ・オークで２３ヶ月熟成。 生産量２００ケース足らず。

本体価格 (税込価格)	¥23,800-   (¥26,180- )
容量	750ml
国	アメリカ
生産者(社)	バーバー
産地	カリフォルニア
地域	ナパ
葡萄品種	カベルネ・ソーヴィニヨン
年度	2002
種類	赤
味わい	軽 ・ ・ ・ ・ ◆ 重