コルトン・シャルルマーニュ2009

ワインの詳細

■ドメーヌ フェヴレ IWC94-97点
 コシュ・デュリ、ルイ・ラトゥールと並び3傑と称されますが、その生産量の少なさから市場では殆ど見かけることすら無いのが実情です。'02の生産量僅か300ケースのみ。極限定入荷。

 ブルゴーニュ全体に100ヘクタール以上を所有する大ドメーヌ。
 通常フェヴレ社はネゴシアンと理解されているが、自社畑以外のぶどうでつくるワインは全体の3割未満にすぎない。逆にいうと自社畑産のワインが7割以上を占めるわけで、この割合は普通一般のネゴシアンが生産する自社畑産ワインと、買い付けぶどうからつくるワインの比率とは正反対ということになる。以上のことからフェヴレ社は単なるネゴシアンというよりは、むしろドメーヌに近い存在といえる。
 近年、フェヴレ社が得ている高い評価はひとえにそのワインの秀逸さにある。クロ・ド・ベーズ、エシェゾー、コルトン等の特級は言わずもがな。ニュイ=サン=ジョルジュ、モレ=サン=ドニ等々の村名もの、更にはメルキュレ、ACブルゴーニュといったクラスに至るまで高水準の酒質を誇っている。
 そのワインづくりだが、特筆すべき点をあげると、’80年代半ばに導入したぶどうの選果台がある。これはワインに使用されるぶどう――自社畑産か否かにかかわらず――を全て人手により、健全な実だけを選別するというもの。たいへんな手間とコストがかかるが、“よいワインはよいぶどうから”という鉄則を具体化し、質の高さに結びつけている。
 その他、コート=ドールの特級、1級産赤ワインに関しては選果台の導入と同じ’80年代半ばよりフィルターをかけるのをやめ、瓶詰めも樽から直接行なうようになった。出来上がったワインによけいな手を加えないで、酒躯を構成している様々な要素のバランスを最大限生かしきる、というねらい。ワインは色調濃く、奥行きがあり複雑味を感じさせる味わい深いものに仕上がっていて、ピノ・ノワールの精髄を味わさせてくれる。
 フェヴレ社というと昔から赤に定評があったが、近年は白ワインの水準の高さに目を見張るものがあり、殊に少量つくられている自社畑産のコルトン=シャルルマーニュは絶品中の絶品。
     おかげさまで完売いたしました

No.894
本体価格 (税込価格)
¥16,000-   (¥17,600- )
容量 750ml
フランス
生産者(社) フェヴレ
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ボーヌ
地区 コルトン
品質等級 特級
葡萄品種 シャルドネ
年度 2009
種類
味わい 甘 ・ ・ ・ ・