ブルゴーニュ・パストゥーグラン2001

ワインの詳細

 後にも先にもこの1ヴィンテージのみ生産されたポンソのブルゴーニュ・パストーグラン。私も初めて目にしました。
 現当主のローラン・ポンソ氏が個人的に買った畑から造られたものでこのヴィンテージ以降は他人に賃貸しているという話と、どこかの生産者に2001年だけこの畑を借りて造ったという話しを聞きましたが真相は定かではありません。今後検証していきたいと思います。

 淡い色合いながらもじわっと広がる旨味はまさにポンソならではの個性的な味わい。数量極限定品。お早めに。

 クロ・ドラ・ロッシュ最大の所有者にしてモレ・サン・ドニを語るには絶対はずせない孤高の造り手。ワイナート14号モレサンドニ特集にて-クロドラロッシュ最大の所有者の地位に甘んじない論理的な革新性、そして孤高の完成度-として紹介されていたのは記憶に新しいところです。その号のテイスティングでは特級、一級、村名それぞれでTOP3につけていましたね。
 色合いは薄めながら非常に品のある仕上がりで私は大好きなスタイルです。ぜひ一本通して飲んでいただきたいブルゴーニュ。以下はインポーターの資料より抜粋

 ジャン=マリと息子のローランが運営するこの傑出したドメーヌ――広さ9ヘクタールのうち特級畑が半分以上の5ヘクタールを占める――の特徴的な点として、第一に非常に収量を抑えることが挙げられる。最近、’93年だがACモレの収量はヘクタール当たり9ヘクトリットルという驚異的な低収量だった。毎年ここまで抑えるというわけではないにしろ、全ブルゴーニュを見回しても、低収量にかけてはトップクラスのひとつ。
 つくりの点で目を引くのが新樽の使用率。ポンソでは新樽に重きを置かない主義で、以前は10~20パーセント程用いていたが、最近ではほとんど使わなくなってしまった。
 その他、清潔なセラー、ヴィエーユ・ヴィーニュに使用するぶどうの樹齢は50年以上、SO2の不使用等まだまだこのドメーヌを特徴づける点はあるが、つくられるワインはうま味を感じさせる、たいへん心地良いもの。
 アリゴテ70%、シャルドネ、ピノ・ブラン各15パーセントからつくられる変わり種の白――モレ=サン=ドニの1級、クロ・デ・モン・リュイザンの区画でつくられる――もある。
     おかげさまで完売いたしました

No.1107
本体価格 (税込価格)
¥2,076-   (¥2,284- )
容量 750ml
フランス
生産者(社) ドメーヌ・ポンソ
産地 ブルゴーニュ
地域 ブルゴーニュ・ルージュ
品質等級 ACブルゴーニュ・パストゥーグラン
葡萄品種 ガメイ、ピノノワール
年度 2001
種類
味わい 軽 ・ ・ ・ ・ 重