ゲヴェルツトラミネール2011

ワインの詳細

■ドメーヌ ツイント・ウンブレヒト WA5つ星
 パーカーにして、世界で最も優れた才能を持つワインメーカーの一人と賞賛されるオリヴィエ・フンブンレヒト――フランス人で初めて、非常な難関といわれるマスター・オブ・ワインの資格を取得――が父のレオナールと共に采配をふるドメーヌはフンブレヒト、ズィント両家によって1959年とそれ程古くは無い時期に設立された。
 とはいえドメーヌの設立以前から両家はワインづくりに従事しており、特にフンブレヒト家のほうは1600年代の半ばまで家系をたどれる古い家柄。設立当初、数ヘクタールの地所で始めたドメーヌも今ではグラン・クリュ10ヘクタールを含む40ヘクタール以上の大ドメーヌに成長した。
現在ではマルセル・ダイス、ヴァインバックなどと並んでアルザスNo.1の名声をほしいままにしています。

 今でこそ、土壌に関する議論は盛んだが、このドメーヌではワインづくりの重要な要素として、殊の外土壌に注目していて、父のレオナールは60年代より優れた土質の畑を次々と購入。オリヴィエに至っては大学で土壌学を専攻したほどと、親子そろって以前から土壌に強い関心を寄せている。

 現在ドメーヌではアルザス地方で栽培されている全品種でワインづくりを行なっているが、最も力を入れているのはトケ・ピノ・グリで面積も数年前の2倍にまで広がった。 
 ドメーヌでは全くの独自の基準に基づいてワインづくりを行なっていて、収量を例にとって見てもACアルザス、アルザス・グラン・クリュ共に規定の半分以下。このドメーヌの厳しい自己基準をあらわす逸話として、『’86年もののヘレンヴェグ産ゲヴュルツトラミネール・ヴァンダンジュ・タルディヴは元々グラン・ノーブルとして仕込まれたが、出荷時点でドメーヌのグラン・ノーブルの基準に達しないと判断されたため、ヴァンダンジュ・タルディヴ・スペシャルとして市場に出された』というものがあります。
 このように収量、ぶどうの熟度に独自の基準を設けているため、グラン・クリュ畑のものや、遅摘みワイン以外の普通のキュヴェでさえ、濃密で凝縮された味わいの、十二分に満足のいくものとなっている。

 フンブレヒトの看板ワインながらラインナップの中では比較的お手ごろな価格故に、あまり見かけることが少ない品種名を名乗るキュヴェが入荷いたしました!INDICE1
     おかげさまで完売いたしました

No.1120
本体価格 (税込価格)
¥2,150-   (¥2,365- )
容量 750ml
フランス
生産者(社) ツイント・フンブレヒト
産地 アルザス
葡萄品種 ゲヴェルツトラミネール
年度 2011
種類
味わい 甘 ・ ・ ・ ・ 辛