ブルゴーニュ・ルージュ2009

ワインの詳細

■フィリップ・パカレ
 「マルセル・ラピエールの甥であり、プリューレ・ロックの醸造長を務めた人物」フィリップ・パカレを紹介する際の常套句です。しかし今やフィリップ・パカレの名前は、自然派ワインを代表する造り手の1人と同義になったのではないでしょうか。とはいえ彼のワインに対するアプローチは不変です。自然派ワインの祖ともいえるジュール・ショヴェに師事し、ショヴェの哲学やエスプリを引き継いでワイン造りに向かう1人です。

「自然酵母を用いて発酵させる」
「SO2を醸造中に用いない」
「農薬や除草剤は、畑に生きる自然酵母を殺してしまうため用いない」
「化学肥料を用いない」
「完熟した健全な果実を用いる」

 これらの手法は近代的な醸造技術や栽培方法が発明されていなかった1950年代までは、誰もが行っていた手法です。しかし、より効率的で収益性の高い栽培 醸造法が開発されるとその技術は一気に広まり、古典的な技術を駆逐していきました。しかしながら近年、より自然な栽培 醸造方法で、その土地のテロワールを忠実に表現したいと考える生産者が少しずつですが見られるようになりました。ショヴェの想いを継ぐフィリップ パカレも勿論その1人です。
     おかげさまで完売致しました

No.2298
本体価格 (税込価格)
¥4,286-   (¥4,715- )
容量 750ml
フランス
生産者(社) フィリップ・パカレ
産地 ブルゴーニュ
地域 ブルゴーニュ・ルージュ
葡萄品種 ピノノワール
年度 2009
種類
味わい 軽 ・ ・ ・ ・ 重