サン・ロマン”レ・ポワランジュ”2007

ワインの詳細

■ドメーヌ マルトノ・マラール
 粘土質に勝る粘土石灰質土壌。樹齢約45年のVV。ステンレスタンクで発酵後、新樽率3分の1で13ヶ月間熟成。

 「サン・トーバン、サン・ロマン、ペルナン・ヴェルジュレスなどの村のワインはムルソー、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、アロース・コルトンのものよりも「劣る」とかつては考えられていたのだが、気温の高い夏のおかげで現在では少なくともそれらに並ぶようになった。」(ジャンシス・ロビンソン)


 一般的に、冒頭の3つの村などのワインは、その後に列記された著名村のワインよりもお財布に優しいわけですから、ブルゴーニュワインラヴァーにとっては朗報と言えるでしょう。

 マルトノ家は、ぶどう栽培家としての歴史を1387年まで遡ることができるという(日本は室町時代!)、サン・ロマン村の名門です。19世紀半ばには自社ビン詰めを開始し、長らくフランス国内を中心にワインを販売してきましたが、2010年、23代目(!)のダミアンが継承したのをきっかけに、輸出にも目を向けてくれるようになりました。

 「ブルゴーニュのヴィニュロンやクルティエにサン・ロマンのイメージを訊けば、全員が「岩、石、石灰質、ミネラル」と答えます。この村の畑は標高が高く(300~400m)、重厚な岩石基盤に乗った石だらけの急斜面畑であり、大部分は白亜質を含む石灰質土壌です。まさしくミネラリーなワインを造るためにあるようなテロワールなのです」。  「昔のサン・ロマンはミネラルや酸がやや突出して感じられるきらいがありましたが、近年は温暖化のためかぶどうが毎年完熟するようになり、果実味がたっぷりとのるようになりました。「新・サンロマン」とも言うべき今のスタイルでこそ、ミネラルの真の旨味を堪能していただけると思います」(ダミアン・マルトノ)。
     おかげさまで完売いたしました

No.2840
本体価格 (税込価格)
¥4,180-   (¥4,598- )
容量 750ml
フランス
生産者(社) ドメーヌ マルトノ・マラール
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ボーヌ
地区 サン・ロマン
葡萄品種 ピノノワール
年度 2007
種類
味わい 軽 ・ ・ ・ ・ 重