マルサネ"ランセストラル"2014

ワインの詳細

■ドメーヌ シルヴァン・パタイユ RWG92-94点
 マルサネといえばブリュノ・クレールしか思い浮かばないロゼが有名になるほど目立たない村ですが、このシルヴァン・パタイユの登場により一躍注目を集めました(とは言え現在ではそれに続くライジングスターは出てきていない模様ですが^^;)

ファースト・ヴィンテージは2001年。このドメーヌのみならずマルサネ全体の評価を上げることになったキュヴェ。余韻も長く最高レベルのマルサネです。

 ブドウに深みのある味わいを与える粘土石灰質土壌。使用ブドウの樹齢は60年から80年。50%を除梗をせずに天然酵母にて20日間発酵。新樽100%で24ヶ月間熟成。

 ビロードの様ななめらかな口当たり。ベリー系の果実味とスパイス感、長い余韻にエレガントさがあります。 新樽使用にもかかわらず樽香は控えめ。豊かな大きな造りのワイン。マルサネを代表するのにふさわしい逸品です。 (輸入元資料より)』

 コート・ドールの北端、ディジョンの南わずか数kmに位置するマルサネ。
 とかく、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュの高質なものと比べられて、骨格や厚みが乏しく、評価されることが稀な地域。
 しかしながら、この地でも世代交代のさなかに、素晴らしい造り手が登場しました。
 まさに、「呉下の亜蒙にあらず」(三国志演義)で、旧容を一新しての登場です。
 温暖化に伴い、コート・ドール北端のこの地は、好ましい環境に変化していることもあり、一昔前のイメージをがらりと変えてしまうような、マルサネのご案内です。

 シルヴァン・パタイユは、シュノーヴ村に数代続くブドウ栽培の家に生まれました。
 小さな頃から祖父のそばに張りつき、畑で遊び、セラーで樽をころがすのが何より好きで、自然にワイン造りの道に入りました。しかし、自ら醸造・ビン詰をしたのは、シルヴァンの代になって初めてのことです。
 1997年から醸造コンサルタントを始め、1999年に1haに満たない大変古い畑(マルサネ・ルージュ・ラ・モンターニュ)を祖父から引き継ぎ、2001年にドメーヌ・シルヴァン・パタイユを興しました。
 醸造コンサルタントとしての才能は評価が高く、現在15ものドメーヌで、コンサルティングを行っていますが、自身のドメーヌの栽培面積は15haあります。ほとんどの畑は、賃借契約ですが、コンサルタントの仕事のおかげで、人脈に恵まれ、樹齢の高い恵まれた畑を契約しています。

 2008年からは一部ビオディナミで栽培を始め、野生酵母で発酵、清澄をせず、軽く濾過をしてビン詰をします。
 味わいの奥に温かさとエネルギーを感じさせ、ミネラルがしっかりと味わいを支え、緯度の高さからくる涼やかさがあります。
 派手で濃縮された技巧的なピノ・ノワール酒とは程遠くて、バランスがよく、美しい果実味を備えた繊細な味わいが身上です。
 亜硫酸の使用量も大変低いため、一口味わっただけで、自然派の考えで造られた完成度の高いワインであることがわかります。
 私は、このワインの到着を、毎日心待ちにしていました。通関が切れ次第、スタッフ一同で味わうことを楽しみにしています。だって、本当はピノ・ノワール酒が大好きなのに、なかなか、心に響く味わいに出会えなかったのですから。(合田泰子)
本 
No.2870
本体価格 (税込価格)
¥9,400-   (¥10,152- )
容量 750ml
フランス
生産者(社) ドメーヌ シルヴァン・パタイユ
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ニュイ
地区 マルサネ
葡萄品種 ピノノワール
年度 2014
種類
味わい 軽 ・ ・ ・ ・