N.eco ネコ 2019

ワインの詳細

■アパチャー・ファーム ApertureFarm
 イメージは2017ヴィンテージのMonsterの様な複雑な香りと優しい味わい。
 Egoで少し失われたブドウの成分(Egoで先に液抜きした為)を利用し、その分多く残った果皮で抽出を強めにし、また酸化傾向にし複雑な香りを出す考え方です。ecoというと聞こえが悪いかも。。。ですが。

 除梗後、数日間MCを行い、野生酵母での発酵、発酵終盤に1樽分もう1つのキュベ分に液抜きした残りを最後まで醸し全体の抽出少しだけ強くし、古樽1樽とステンタンクにて熟成。亜硫酸無添加。
 アルコール分13%。スクリューキャップ。

 オーナーの田辺さんは東京の酒販店にて国産ワインの仕入れ担当だったことから日本ワインに興味を持ち、販売するより自分で造りたいという思いからここ東御市へと居を移され葡萄栽培とワイン造りまた野菜農家として大変な努力をされています。

 最初に案内されたメルローの畑はもともと巨峰を栽培していた設備をそのまま利用しているためワイン用葡萄畑としては長野では珍しい棚仕立てでした。
 樹勢が強くなりそうですが、問題はなく無農薬でやるには葉を裏側から見ることが出来て管理がし易いと仰っていました。
 デメリットとしては雹が降った際は直撃を免れないという点。

 ここから来るまで2~3分の場所にあるもうひとつの畑は高速道路を見下ろす真南の立地で気持ち良い風が通り抜ける絶好のロケーションでした。今度はここでBBQしたいねと皆で話しておりました。

 こちらの畑にはナカジマさんと同じくシュナン・ブランが植わっておりました。
この品種は人一倍手のかかる葡萄のようでなかなか思ったように収穫が出来ず苦労されているようです。
ロワールや南アの生産者とお会いした際にいろいろ質問して田辺さんにお伝えできればと考えております。
     おかげさまで完売いたしました

No.3602
本体価格 (税込価格)
¥5,500-   (¥6,050- )
容量 750ml
日本
生産者(社) アパチャーファーム ApertureFarm
産地 長野県
地域 東御市
葡萄品種 メルロー
年度 2019
種類
味わい 軽 ・ ・ ・ ・ 重