シャンボール・ミュジニー'2002

ワインの詳細

■WA4つ星88-89点 IWC87-90点
 元石油エンジニアのジャック=フレデリック・ミュニュエ氏が情熱を懸けてシャンボール・ミュジニー随一のワインを造っている100年以上の歴史あるドメーヌ。特級畑ミュジニーの所有面積はヴォギエに次いで1.15haの広さ。

 「私はミュニュエのワインが造りたくてこの仕事をしているのではありません、ミュジニーが造りたいのです。レザムルーズが造りたいのです」と静かに語るミュニュエ氏は、シャンボール・ミュジニー村のテロノワールが持つとされる優雅さや繊細で可憐な美しさをワインの中に表現する事を信条としています。

 ACシャンボルといえども贅沢なつくりで、レ・プラント(0.6ha)は実はプルミエ・クリュなのだが、ドメーヌではラ・コンブ・ドルヴォー(0.8ha)とブレンドされてACシャンボル=ミュジニーとしてリリースしている。

 2001年のワイナート誌の表紙を飾った事が話題になり、一気に日本市場からなくなったそうです。当店も僅かのみの割り当て入荷。

 以下はインポーターの資料より抜粋--

 決して大きくない規模のドメーヌは、シャンボルの村落の最上部、というまさにこのアペラシオンを睥睨する場所に位置する、歴史を感じさせるシャトーに象徴される内容となっている。
 樹齢に関しては、ドメーヌの筆頭であるミュジニーは1947年と1962年の植付け――15パーセントほどを1997年改植したが、その区画からのぶどうはグラン・クリュとしては瓶詰めされず、ACシャンボル=ミュジニーとしてリリース――のヴィエーユ・ヴィーニュ、加えてレザムルーズの平均樹齢もおよそ60年ほどと高く、他の畑も平均で30年ほどと樹齢は安定している。

 何よりもデリケートなシャンボルのテロワールを体現するため、畑にこだわりその延長としての醸造となる。そのような意味からも化学肥料は1980年代半ばから、除草剤も1990年から止めた。
 害虫対策にも化学薬品は使用せず、替わりに食虫グモを畑に放す等、地道な努力を怠らない。
 収量においてもヴァンダンジュ・ヴェールト以前に春の剪定でしっかり芽を切り詰め、収穫においては選果を徹底する。

 つくりでは発酵は野生酵母のみで培養酵母は用いず開放の槽を用いる、ピジャージュは1日に5回と多く行ない、樽熟に用いる新樽はドメーヌで3年以上自然乾燥させ、ごく軽い焼きのものを使用。グラン・クリュにはほぼ100パーセント新樽を用い、期間は標準的には18ヵ月、オリ下げ、清澄のみで基本的にフィルターはなし。
     おかげさまで完売いたしました

No.741
本体価格 (税込価格)
¥5,600-   (¥6,160- )
容量 750ml
フランス
生産者(社) ジャック・フレデリック・ミュニュエ
産地 ブルゴーニュ
地域 コート・ド・ニュイ
地区 シャンボール・ミュジニー
葡萄品種 ピノノワール
年度 2002
種類
味わい 軽 ・ ・ ・ ・ 重