サフラン 2017

ワインの詳細

■マウント・アボラ スワートランド
 南アフリカといえば「大手が造る1000円以下の濃くて甘いインパクトだけのワインでしょ」と思っていた時期が私にもありました。
 そんな偏見を覆す機会がが酒屋仲間で有松にあるアンベロの秀ちゃんが直輸入するTHE AFRICAN BROTHERSのワイン達との出会いでした。
 最初輸入したてで飲んだときは荒れていてバラバラで全く味が乗っておらず大丈夫かなと思っていましたが3ヶ月後に飲んだところ落ち着いて全く別の液体に変貌していました。また3ヶ月ほどして飲みましたが更に見違えるほど良くなっており、秀ちゃんの味覚の確かさを信じるに至った次第です。

 首都圏で流行している南アのナチュラルワインですが、これが定着して先行した感のあるオーストラリアなどに並びフランスに追随することができるのか、ちょっと壮大ですがそのビジョンの力のひとつとして秀ちゃんは確実に一翼を担う男であると考えております。

 小柄で人懐っこい性格から、みんなからはストンピーという愛称でイジられている愛されキャラ。その見た目からは想像を絶する魅惑で繊 細なワインを造る素晴らしい生産者。エルゼンバーグカレッジで醸造学と栽培学の学位取得。
 その後、カリフォルニアのナパ・バレー、セントラルコースト、ニュージーランドで特にピノノワール、シャルドネのワイン造りの基礎を勉強。 2008年に南アフリカに帰国し、タルバッハの小さなワイナリーでヘッドワインメーカー及びブドウ栽培家を担当すると数々の賞を受賞。
 2010年から現在まで、スワートランドのマウント・アボラにて醸造責任者兼自分のブランドのワインを造る。
 今後は、南アフリカのテロワールを表現し、トップクオリティのワインを生産することにより、世界に南アフリカは真剣にワイン造りをしているんだぞと示したい。

 涼しい気候地域のエレガントなピノ・ノワールのワインに匹敵する複雑なサンソーを造りたいという思いのもとに造られたサフラン。
 造り手のヨハン・メイヤーは、ジューシーな果実味を出すため、サンソーを意図的に暖かい気候の中で育てながらも、低いアルコール度数に抑え、ナチュラルなぶどうの風味を生み出しています。
 ぶどうは、南西に面した斜面にあり、非常に平らな畑。樹齢37年のブッシュヴァイン(南ア特有なぶどうの仕立て方)、手摘みで収穫。ホールバンチにて発酵させた後、タンク内でマセレーション。300リットルのフランスのオーク樽で6カ月熟成。

 濃厚な赤い果実の香りがしますが、表情が豊かなぶどうのタンニン と天然の酸とミネラル、時間の経過とともに、ジャスミンやツツジなどの香りが現れます。
     只今欠品しております

No.2853
本体価格 (税込価格)
¥2,600-   (¥2,860- )
容量 750ml
南アフリカ
生産者(社) マザー・ロック・ワインズ
産地 スワートランド
葡萄品種 サンソー
年度 2017
種類
味わい 軽 ・ ・ ・ ・ 重