CASA DI MONTEはフィレンツェとサンジミニャーノの中間に位置するキャンティ・モンテスペルトリにあるファミリー経営のワイナリーです。元々は1872年に、当時フィレンツェの伝統工芸品として人気のあった、麦わら帽子の製造会社として始まりました。 1924年ごろから、アジアからの対抗商品の影響で製造を断念、家業の転換を迫られ、新たにブドウとオリーブの土地を購入し栽培を始めました。 1973年に現オーナーのマルコ・シモンチーニが会社を引き継ぎ、経営と栽培の両方を行うようになってから徐々に栽培面積を増やし、2000年に現在のCASA DI MONTEを創立し、元詰めのワイナリーとしてスタートしました。 とても真面目で頑固な雰囲気のマルコにはアンドレアとマッテオという2人の息子がおり、現在ではその息子達が実質的な仕事を引き継ぎ、サステーナブル農法でブドウとオリーブの畑を大切に管理しています。